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Kawaramachi-Nijo, South-bound
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
臨 | 四条河原町 | 2339 |
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2 | 京 都 駅 | 2315 |
5 | 京 都 駅 | 2310 |
12 | 四条河原町 | |
13 | 四条河原町 | 2317 |
15 | 京 都 駅 | 2302 |
18 | 中 書 島 | 2249 |
臨 | 京都駅・九条車庫 | 2335 |
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伏見線廃止以前には,最も多くの常設系統が走った区間は河原町二条~四条河原町間であった。河原町二条南行の終発時刻案内には8箇系統が記載されている。先頭にはこの区間の終電(この場合は(臨)四条河原町行~149系統)が赤字で記載され,この便だけが(終)を表示する。残りは系統番号順であるが,この時代,12乙系統は朝夕しか走らなかったため,終発時刻の記載はない。京都駅まで行く最終便は,末尾に記載された九条の応援運行であることが判る。 |
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Kyoto Sta., Fushimi Line
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
臨 | 九条車庫 | 2352 |
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9 | 中 書 島 | 2315 |
19 | い な り | 2331 |
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「終発時刻案内」は大抵停留場標識に組み込まれていたが京都駅東のりばだけは例外で,このような位置に設置されていた。上の京都駅スイッチバックの九条車庫行が京都駅に到着するのは23:49頃になるので,京都駅東1番線からの九条車庫行終電にはならない。下の中書島23:26発の(9)系統の京都駅到着は23:51になるので,これの折返しだろう。(19)系統の終発時刻の末尾1桁は判読困難であるが,23:31発だとすれば,いなりで折返して九条車庫へ入庫するのは23:53頃になる。 |
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Chushojima
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
臨 | 九条車庫 | 2340 |
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9 | 京 都 駅 | 2326 |
18 | 河原町二条 | 2210 |
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中書島の停留場標識は,一連の写真の中では最も鮮明に写っていて判読は容易である。上で京都駅を23:15に出た最終(9)系統は中書島に23:40に到着し,折返して(終)九条車庫行となる。(18)系統の最終は22:10発と早く,河原町二条到着は22:46頃となるが,その数分後に(18)系統の最終便があるので,この便は再度(23:25頃)中書島まで戻り,(9)系統の最終便になることが判る。従って河原町今出川を23:29に出る河原町線南行(四条以南の終電)の応援運行は全く別運行である。 |
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Kyoto Sta., Track #3
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
臨 | み ぶ | 2349 |
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4 | 金 閣 寺 | 2321 |
10 | みぶ-白梅町 | 2259 |
臨 | 千本北大路 | 2323 |
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これと次の2枚は伏見線廃止後の写真であるが,壬生車庫廃止までは河原町線を除いて大きな時刻変更はなかった。京都駅西3番線からは,(臨)みぶ行が終電となるのは当然だが,10・11乙系統の終電は早いので,21乙の入庫便(大昔の「う」系統)と考えるのが順当である。みぶ以北で千本線北行終電となる(臨)千本北大路行は(旧)補二号系統に相当し,烏丸の応援運行である。 |
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Senbon-Kitaoji South
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
臨 | 烏丸車庫 | 2354 |
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5 | 下鴨-京都駅 | 2244 |
21 | 四条烏丸 | 2239 |
臨 | 京 都 駅 | 2310 |
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千本北大路南詰の千本線北行電停である。この停留場の安全地帯は交差点手前にあったので,北大路線東行のりばは南詰と西詰に分散していた。最終の烏丸車庫行は時間的に見て京都駅23:23発の(旧)補二号系統であろう。5乙系統の終電は烏丸車庫22:53発であったが,ここに記載された5甲系統の終電は烏丸車庫には22:50頃到着する。(臨)京都駅行は壬生の応援運行(21乙の延長運転)であるが,京都駅から烏丸に回収するのは24時の門限に間に合うか微妙であるのに対し,壬生だと余裕で間に合うからである。 |
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Karasuma Depot South
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
6 | 東山七条 | 2248 |
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4 | 西大路七条 | 2253 |
臨 | 千本北大路・円町 | 2313 |
臨 | 百 万 遍 | 2328 |
臨 | 千本北大路 | 2332 |
臨 | た か の | 2338 |
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壬生廃止以前の「終発時刻案内」は琺瑯製の立派なものであったが,壬生廃止後は単なるシールを本来の「終発時刻案内」に貼り付けるだけになり,記載も出発時刻順となった。学生運動絡みのビラ貼りもあって汚損・破損が激しく,手書き時刻と相まって肉眼でも判読困難な場合があった。写真は烏丸車庫前南詰北行のものだが,終電の運行パターンがよくわかる。(4)系統は22:53にフル運行,以下円町折返し,千本北大路折返しと区間が短縮され,最後は烏丸車庫止まりとなる。(6)系統も同様にフル運行が22:48,次は百万遍折返しが2本続き,最後がたかの折返しとなる。戻りの入庫時刻は百万遍折返し・たかの折返し共23:58頃となり,終電間際の車庫方向はかえって高頻度運行となった。 |
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Kyoto Sta., Track #1
系統 | 行 先 | 終発時刻 |
5 | 今出川・千本今出川 | 2243 |
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4 | 千本北大路 | 2309 |
6 | た か の | 2317 |
臨 | 烏丸車庫 | 2338 |
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烏丸線末期の京都駅西1番線のりば。11系統を代替した5甲系統の終電は早い。(4)(6)とも時刻は判読困難だが,烏丸車庫前で6分差があるので,京都駅でも6分差でなければならないこと,終電時間帯の烏丸車庫までの所要時間は約21分であることを考慮すると,それぞれ23:11,23:17と読める。最終の烏丸車庫行の入庫時刻は丁度24時になる。烏丸線廃止後は,初電~6:30・21:00~終電の通過時刻を安全地帯に掲示することになり,この形式の「終発時刻案内」は1974年3月を以って廃止された。 |