梅小路公園(2)

Conserved Trolleys in Umekoji Park (Part 2)

(Photographed on May 31, 2014 unless otherwise noted.)

900型ラストナンバー935号は,大宮側公園入口の総合案内所として使用。車内は土・日・祝の10~16時のみ開放。廃止間際の棒鼻~丹波橋間を中書島へ向かう18系統935号。片線撤去後の路盤工事は完了しているが,まだ舗装はされていない。(1970.3)
916号以降の900型2次車は4両を残して1900型に改造されたが,改造を免れたラストナンバーが保存された。700型も直接制御の1次車である703号が保存されたため,京都市電に55両在籍した間接自動制御車は1両も保存されていない。
881型は900型1次車と2次車の間に製造されたため,外観や車内設備は900型に近い。800系の代表車種だった1800型は阪堺電軌や大宮交通公園に保存車があるためか,選から漏れた。890号の車番が確認できるコマが見当たらぬため,1番違いの889号(10・11甲系統)を掲載。881型は製造以来ずっと壬生所属だったが,壬生廃止後に前半は九条,890号を含む後半は錦林へ転属した。(1972.1)
881型は間接自動制御の866型,900型1次車に次いで,1955年12月に出場した。このため直接制御ではあるが,電動発電機搭載,当初からビューゲル集電,アルストム型のMD-201台車等,新機軸が採用され,将来の間接制御化を睨んだ設計であった。このグループはワンマン改造されることなく,烏丸線廃止時に全車廃車された。
1600型トップナンバー1605号は休憩所として開放されている。改造前の601型はいわゆる「京都市電型」の祖で「青電」として親しまれた。601型は保存されなかったが,1600型はドア移設が無く比較的原型を留める。大宮跨線橋を走る1605号(7乙系統)。601型は601, 3, 5, 6の4両がツーマンで残ったため,偶然トップナンバーとなった同車(元607号)が保存対象になった。601型の改造は1600・2600型に分かれたため,旧番対応は複雑。(1971.3)
600型は小型ボギー車の宿命で,台車中心間距離が4.2mと短いため蛇行動が激しく,軌道狂いの原因ともなった。このため2600型では台枠を中央で切って1m延長するだけでなく,前扉を2枚引戸にして戸袋部分まで台車を引出し,中心間距離を伸ばす努力がなされた。しかし1600型の台車中心間距離に変更は無く,蛇行動に悩まされ続けた。
2001号は七条側公園入口の総合案内所として使用。開放時間も935号と同様だが,昼休み閉鎖のためより限定的。どうせなら登場時の,腰板部分青灰色塗装を復元して欲しかった。京都銀行本店前(烏丸高辻)の2001号。壬生廃止に伴って,5甲系統は旧11系統の経路を走ることになった。連結器は既に取り外されている。(1972.3)
京都市電最後の新造車で,当初は20両製造される計画だったが6両で終わった。2600型と共に,24両在籍した間接非自動制御の代表車であり,登場時はトムリンソン式密着連結器を装備していた。2001号以外の5両は河原町線廃止後に伊予鉄道へ移籍したが,2003号以降のドア支障感知が光電管であったのに対し,最初の2両はマットスイッチを使用した。
(10/30/2014)