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四条通の鉾建て区間の東端に位置する長刀鉾の横を抜け,1乙系統1968号が四条烏丸に到着する。 |
四条烏丸交差点は銀行の支店に占有されていて,南東角の三菱銀行はイオニア式の壮麗な建築だった。長刀鉾を遠景に,西進する7甲系統1626号。 |
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北東角の三井銀行をバックに,1甲系統1817号が交差点を渡る。烏丸線では交差点の南北に画面右上に見える擦り板が設置されていて,その位置で架線を切断することができた。 |
四条室町を境に東は南側からの片持ち吊架,西は仮設センターポール区間に切り替わった。片持ち吊架の西端に位置した函谷鉾の横を20甲系統886号(銀閣寺行)が通過する。 |
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東詰から斜めに伸びるワイヤーは,センターポール区間の架線切断時に張力を与えるためのものであろう。函谷鉾の横を1乙系統1832号が,1本目のセンターポールに接近する。 |
四条烏丸~西洞院間の仮設センターポール区間の南側には月鉾が立つ。その横をツーマン代用の20甲系統1814号(北野・金閣寺行)が走り抜ける。 |
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仮設センターポール区間の西端は四条新町付近であった。斜めに伸びるワイヤーは途中にフック等が入り,かなり複雑な張り方である。トラ縞から西端のセンターポール位置が判る。電車は17甲系統1023号。 |
市電が走った時代には四条傘鉾はなく,四条通の鉾建て区間の西端は西洞院東入の郭巨山だった。信号は緑だが,7甲系統1621号は南東角の電柱に付いた系統通知信号機の現示待ち。 |
「祇園祭のため 7月16日 18時30分頃~23時頃 7月17日 8時30分頃~12時30分頃 西詰で折返し運転を行ないます 交通局」 (四条西洞院東詰電停の看板)
※四条線があった時代,宵山は1日だけだった。四条西洞院の亘りは北野線廃止後に東詰から移設された。 |
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